AIは、飲み会に来れないので。
AIの技術進化や「ループ」という新概念に振り回されつつも、AIハイプの終焉を感じる筆者。AIは便利でも「飲み会には来れない」という、人間ならではの泥臭さと普遍的な価値を軽妙に考察します。

Anthropicの Claude Code責任者であるBoris Chernyが、「もうClaudeに『プロンプト』は打ってない。Claudeに指示して判断する『ループ』を走らせている。自分の仕事は『ループ』を書くことだ」と言い出した。
シリコンバレーの命名芸
毎日、目まぐるしく動いていくAI界隈を見張っているが「はいはい、今度は何ですか」といった感じだ。
大体、なぜ呼び方を次々と追加していくのか。いちいち理解するのがめんどうくさい。
調べてみると、Anthropic社をはじめ、シリコンバレー(ベイエリア)のAIスタートアップには、新しい概念に名前をつけて、仕事術・思想・職能として広める文化があるそうだ。いわゆるお家芸に巻き込まれている状態である。
プロンプトって何?
そもそも『プロンプト』すら、いつ覚えたのかわからないくらい知らぬ間に生活に入り込んでいた。やり口はほぼ妖怪である。ふり返ってみると、『プロンプト』って何? とすら思わなかった気がする。今冷静になって文字面を見ると「いやいやプロンプトって何だよ」と思えてきた。時差で違和感がくるタイプである。
チャッピーことChatGPTによると、語源的にはラテン語の promptus に近くて、意味は 「すぐ使える」「前に出された」「準備できている」 みたいな感じ! らしい。
適当に聞いただけなので、ハルシネーション(嘘)かもしれないが、『ループ』が追い上げてきた以上、旧型となってしまうであろう『プロンプト』の由来について、一次情報を調べる気力もない。
AIハイプ終了
最初はAIに仕事やアイデンティティを奪われたような気がして走って追いかけていたが、私がAIを仕事に取り入れることによって、大きく変わったことなんてほとんどない気がする。
AIで試す→やっぱり人間のほうがいい。を何度もループしている。序盤の『ループ』の概念とは異なるが、結局思考もAIもループするのだ。
しかしこちらはAIと違って人間なので、疲れるし、拒否することだってできる。
AIハイプ終了といったところだろうか。界隈を見ていても、熱狂が収まってきている気がする。
誰(AI)が何をできるのか、大体把握した。
私がAIの情報に理解だけは追い付いてきたかも!と思ったときには「めちゃくちゃ心強い」と、感じたが、信じると痛い目を見るし、何だかすごく腹が立つ日もある。本当にAIが家族になってしまったのかもしれない。つまり、明日には仲直りしているかもしれない、という話でもあるが。
結局AIは飲み会に来れないので
ただ、結局家族になってもAIは飲み会には来れないので、そのあたりの泥臭さは永久に残る。
コロナ禍で「飲み会がないの最高!」みたいな風潮があったと思うが、いまや当たり前にみんな飲み会が大好きである。
平成が終わったときになんだかものすごい新しいやつが来る感じがしたが、令和8年現在、Y2K(Year2000・2000年代に流行った)ファッションが流行している。
ループだ、全員ループしている。そりゃループが流行るわって? やかましいわ



